意識からのWell-being

Well-beingという言葉が再び注目されるようになった今、「健康とは、肉体的にも精神的にも社会的にもすべてがWell-beingな状態」というWHO(世界保健機関)憲章の健康の定義は、時代が大きく変わろうとしている今、とても意義深いもののように思える。この憲章は1946年に生まれたものだが、半世紀過ぎても人が求める事は「健やかな身体と、健やかな心、そしてそんな健やかな自分が人や社会と繋がっていけること」だと感じるからだ。

しかし、分離というものがまだ当たり前で、自分の本音なんて抑えて生きるのが当然だった当時から、「すべてはひとつである」という事や魂の世界など、広く知られるようになった現代、「健康に生きる」という意味性が随分と変化している事を感じる。

Well-beingは様々な機関で測定、研究されているが「戦争、貧困、病気」という苦しみが取り除かれた今、人々を苦しめているのは「退屈」「満たされない」「生きがいを感じられない」等、「生きる事の質」にあるという結果が出ている。苦しみが取り除かれても、歓びを感じられる事が無ければ、人は「幸せな人生だ」と思えないのだ。

「分離の時代が終わる」という事がどこかでわかっている人は、次の「一体である」時代と現在の自分の隔たりで悩んでいる。本音で生きることと、社会(仕事等)が心地よく繋がらずに、もがいている。私もその一人だったから、心底それがわかる。

だからこそ私は今、これまで学び実践していきた Authentic-ApproachというものをOSとして、それらを繋いでいく活動を始めている。「意識・いのち」からWell-beingをサポートしていく事で、「健やかな身体と、健やかな心、そしてそんな健やかな自分が人や社会と繋がっていけること」は自然に起こる、という実体験からくる確信を持って。

「苦しみの種を解き、歓びの種を育てる」___私はそれをデザインと音でサポートし、また Authentic-Approachを学ぶチームと共に、「身体や心、意識」を総合的に新しい時代へ繋げていく事を、ここからの人生で真剣に遊んでいきたいと思っている。それが、「自分自身が幸せを感じ、それが誰かの幸せの一助となる」というずっとずっと願ってきた事であり、その先にこの世界が本当に素晴らしい世界となっていく事を心から信じている。